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OneRevoのよもやま話~第5回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄で不動産業を行っている株式会社OneRevo、更新担当の富山です。

 

 

 

不動産販売の歴史をたどる

~“土地を売る”ことが始まった、その背景とは~

 

 


今回は、「不動産販売の歴史」についてお届けします。

普段、私たちは土地や住宅を「商品」として扱い、お客様にご案内していますが、そもそも土地を“売買”するという考え方が、いつどのように始まったのかご存知でしょうか?

不動産は、人の暮らしや経済活動と密接に関わる存在。
その販売のあり方も、時代とともに大きく変化してきました。


■ 古代日本では“土地は売れない”ものだった

 

奈良時代の「公地公民制」では、すべての土地は国家のものとされ、個人が自由に売買することはできませんでした。

その後、平安時代〜戦国時代にかけて、土地は貴族・武士・寺社などの権力層が所有し、管理・貸し出す資産へと変化します。

いわば、「不動産は持つもの」であり、「売るもの」ではなかったのです。


■ 明治時代:地券制度と土地私有の誕生

 

明治政府は近代化の一環として、土地の私有を制度として認め、登記制度を整備しました。
これにより、初めて「土地を所有すること」と「売却すること」が可能に。

この時期から、土地の売買がビジネスとして成り立つようになり、
現代の不動産販売業の土台が形成されます。


■ 戦後〜高度経済成長期:住宅需要の爆発

 

戦後の住宅不足やベビーブームにより、都市部を中心に戸建・マンション販売が急拡大。
この時期、多くの不動産販売会社が設立され、

  • 分譲団地の販売

  • 新築住宅の大量供給

  • チラシ広告やモデルハウスの活用

といった現代にも通じる販売スタイルが確立していきました。


■ 現代:モノ売りから「暮らし提案」へ

 

現在の不動産販売は、単に物件を紹介するだけでなく、

  • 暮らしのスタイル提案(例:在宅ワーク対応住宅)

  • 投資・資産形成の観点(例:利回り、相続対策)

  • 地域との関係性(例:空き家活用、移住促進)

など、お客様の“未来”を販売する仕事へと進化しています。


★まとめ:不動産販売は「時代を映す鏡」

 

土地や住宅を売るという行為は、人の生き方・社会の変化をそのまま反映しています。
私たちは、ただ建物を売るのではなく、そこで暮らす人の未来を一緒に描くパートナーなのです。

次回は、不動産販売の現場で“絶対に外せない”鉄則をご紹介します!

 

 

ぜひお楽しみに!

 

 

 

沖縄の不動産販売は株式会社OneRevoへぜひご相談ください。

 

 

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