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月別アーカイブ: 2025年5月

OneRevoのよもやま話~第6回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄で不動産業を行っている株式会社OneRevo、更新担当の富山です。

 

 

 

不動産販売の現場で大切にしたい“5つの鉄則”

~お客様に選ばれる販売員になるために~

 

今回は、実際に販売の現場に立つ私たちが日々意識している、
**「不動産販売の鉄則」**を5つにまとめてご紹介します。

チラシ、モデルハウス、WEB広告、内見案内…。
時代とともに手法は変わっても、「お客様の心を動かすポイント」はいつの時代も共通です。


■ 鉄則①:「物件」ではなく「暮らし」を売る

 

不動産販売でありがちなのが、「スペック」ばかり説明してしまうこと。

  • 築年数

  • 面積

  • 設備仕様

  • 価格

もちろん重要ですが、それだけでは「その物件で暮らすイメージ」が伝わりません。

お客様が本当に求めているのは、
**「この家で、どんな生活ができるか」**なのです。


■ 鉄則②:質問ではなく“対話”をする

 

「ご予算は?」「エリアの希望は?」「ローンはお決まりですか?」
これらの質問は必要ですが、一問一答では信頼は生まれません。

ポイントは、「一緒に考える」姿勢を見せること。

「お子さんが小学校に上がるタイミングですね」
「将来的にご両親と同居のご予定は?」
こういった会話の中で、お客様の“本音”が見えてきます。


■ 鉄則③:物件のデメリットも正直に伝える

 

「駅から遠い」「日当たりが悪い」「前面道路が狭い」など、
どんな物件にも必ず“弱点”はあります。

そこを隠すのではなく、率直に伝えたうえで代替案を提案することが、信頼につながります。

「この担当者は信用できる」と思ってもらえたら、たとえその物件が不成立でも、次の提案につながります。


■ 鉄則④:「その場で売る」より「思い出してもらう」

 

不動産は高額な買い物。お客様が即決しないのは当然です。

だからこそ、案内が終わったあとに、

  • 丁寧なお礼メール

  • 物件資料の追送付

  • 周辺情報やローン試算のご案内

といった**“あとから思い出してもらえる工夫”**が大切です。


■ 鉄則⑤:契約後のフォローが信頼を築く

 

販売の仕事は、「契約を取ったら終わり」ではありません。

  • 引渡し後の設備説明

  • 近隣への挨拶サポート

  • 不具合の初期対応

  • 数年後の住み替えや親族紹介

これらを丁寧に行うことで、**「あなたから買ってよかった」**という言葉がいただけるようになります。


★まとめ:不動産販売は“人と人”の仕事

 

いくら情報化が進んでも、最終的に「買います」と言ってくださるのは**“人”です。
その人の期待、不安、理想に
どれだけ寄り添えるか**が、販売員としての腕の見せ所です。

信頼される販売員は、常に「相手の目線」で考えます。
その積み重ねが、いつしか「紹介」「リピート」につながっていくのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

沖縄の不動産販売は株式会社OneRevoへぜひご相談ください。

 

 

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OneRevoのよもやま話~第5回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄で不動産業を行っている株式会社OneRevo、更新担当の富山です。

 

 

 

不動産販売の歴史をたどる

~“土地を売る”ことが始まった、その背景とは~

 

 


今回は、「不動産販売の歴史」についてお届けします。

普段、私たちは土地や住宅を「商品」として扱い、お客様にご案内していますが、そもそも土地を“売買”するという考え方が、いつどのように始まったのかご存知でしょうか?

不動産は、人の暮らしや経済活動と密接に関わる存在。
その販売のあり方も、時代とともに大きく変化してきました。


■ 古代日本では“土地は売れない”ものだった

 

奈良時代の「公地公民制」では、すべての土地は国家のものとされ、個人が自由に売買することはできませんでした。

その後、平安時代〜戦国時代にかけて、土地は貴族・武士・寺社などの権力層が所有し、管理・貸し出す資産へと変化します。

いわば、「不動産は持つもの」であり、「売るもの」ではなかったのです。


■ 明治時代:地券制度と土地私有の誕生

 

明治政府は近代化の一環として、土地の私有を制度として認め、登記制度を整備しました。
これにより、初めて「土地を所有すること」と「売却すること」が可能に。

この時期から、土地の売買がビジネスとして成り立つようになり、
現代の不動産販売業の土台が形成されます。


■ 戦後〜高度経済成長期:住宅需要の爆発

 

戦後の住宅不足やベビーブームにより、都市部を中心に戸建・マンション販売が急拡大。
この時期、多くの不動産販売会社が設立され、

  • 分譲団地の販売

  • 新築住宅の大量供給

  • チラシ広告やモデルハウスの活用

といった現代にも通じる販売スタイルが確立していきました。


■ 現代:モノ売りから「暮らし提案」へ

 

現在の不動産販売は、単に物件を紹介するだけでなく、

  • 暮らしのスタイル提案(例:在宅ワーク対応住宅)

  • 投資・資産形成の観点(例:利回り、相続対策)

  • 地域との関係性(例:空き家活用、移住促進)

など、お客様の“未来”を販売する仕事へと進化しています。


★まとめ:不動産販売は「時代を映す鏡」

 

土地や住宅を売るという行為は、人の生き方・社会の変化をそのまま反映しています。
私たちは、ただ建物を売るのではなく、そこで暮らす人の未来を一緒に描くパートナーなのです。

次回は、不動産販売の現場で“絶対に外せない”鉄則をご紹介します!

 

 

ぜひお楽しみに!

 

 

 

沖縄の不動産販売は株式会社OneRevoへぜひご相談ください。

 

 

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