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皆さんこんにちは!
沖縄県宜野湾市を拠点に不動産業を行っている
株式会社OneRevo、更新担当の富山です。
目次
今回のテーマは「不動産販売を取り巻く環境」について。
近年、私たちが住まいを「探す」「買う」「売る」――そんな当たり前の行為の裏側にも、大きな時代の変化と業界構造の変化が起きています。
ここでは、現代の不動産販売を取り巻く環境を、いくつかの視点から整理してみましょう。
ひと昔前まで、住宅購入といえば「新築の一戸建て」や「分譲マンション」が王道でした。
しかし現在は、ライフスタイルの変化とともに、以下のようなニーズが急増しています。
リノベーション前提の中古住宅購入
セカンドハウス(ワーケーション用など)
単身者向けコンパクトマンション
サブスクリプション型・共同所有型物件
郊外の戸建てや地方移住物件
特にコロナ禍以降、「広さ」「自然」「リモート対応」を重視する層が増え、都市部一極集中から、分散志向へのシフトが見られています。
今や、物件探しはインターネットが当たり前。
スマホ1台あれば、24時間いつでも物件情報にアクセスでき、バーチャル内見やAIによるおすすめ表示まで可能になりました。
【代表的な変化】
VR(仮想現実)を使った内覧サービス
チャットボットによる問い合わせ対応
オンライン完結型の売買契約(IT重説)
不動産ポータルのAI分析による物件レコメンド
これにより、不動産業者も「対面で接客する」だけでは不十分となり、デジタルリテラシーやマーケティング知識が必須となっています。
日本の人口は2008年をピークに減少局面に入っており、それに伴い住宅余り・空き家の増加が深刻化しています。
総務省のデータによると、全国の空き家数は849万戸(2023年)を超え、住宅全体の約14%が空き家という現実も。
【特に課題となっているのは】
地方の一戸建て空き家
高齢者が住む家の“相続放棄”による空き家化
修繕費の捻出が難しい築古マンション
このような背景から、「売る物件が多い=売りやすい」ではなく、**どう“流通できる物件”にするか?**が問われる時代です。
不動産販売業界では、大手仲介業者・ハウスメーカー・地場の工務店・デベロッパー・ITベンチャーと、さまざまな事業者が競合しています。
「価格勝負」ではなく「情報の質」「提案力」で勝負
「囲い込み」「未公開物件」の透明性への指摘も増加
成約手数料に依存しないコンサル型営業へのシフトも進行中
エンドユーザーが情報を自分で調べられるようになった今、「営業の押し」ではなく「寄り添う提案」が評価される傾向にあります。
現在の不動産販売は、「商品としての住宅を売る」だけでは通用しない時代。
ニーズは細分化し、競合も多様化し、情報も溢れています。
そんな中で求められているのは――
顧客目線の提案力
地域に根差した情報と信頼
デジタル活用の柔軟性
“家を売る”のではなく、“暮らしをデザインする”という考え方が、これからの不動産販売の基本です。
次回は、さらにその先――「未来の不動産販売」がどう進化していくのかを掘り下げていきます!
次回もお楽しみに!
沖縄の不動産販売は株式会社OneRevoへぜひご相談ください。
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