
皆さんこんにちは!
沖縄県宜野湾市を拠点に不動産業を行っている
株式会社OneRevo、更新担当の富山です。
― 宅建業法と重要事項説明で守られる安心な取引 ―
不動産の売買や賃貸は、金額が大きく、人生の中でも特に重要な取引です。
そのため、トラブルを防ぎ、買主・売主の双方が安心して契約できるよう、
法律によるルールが細かく定められています。
その中心となるのが、**「宅地建物取引業法(宅建業法)」**です。
これは、不動産業者が取引を行う際の「ルールブック」とも言える法律で、
取引の公正性・安全性を確保するために設けられています。
「宅建業法」は、正式名称を「宅地建物取引業法」と言い、
不動産会社が守るべき義務や禁止事項、取引時の手続きなどを定めています。
たとえば、次のような内容が盛り込まれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 免許制度 | 不動産業を営むには、国または都道府県知事の免許が必要。 |
| 宅地建物取引士 | 国家資格を持つ「宅建士」が重要事項説明を行う義務。 |
| 広告・表示のルール | 誇大広告や虚偽表示は禁止。誤解を与える表現もNG。 |
| 手付金の保全措置 | 買主が支払う手付金を守るための保証制度。 |
| 契約書面の交付 | 契約内容を明確にするため、書面で交付が義務。 |
つまり宅建業法は、
「不動産業者が守るべき義務」だけでなく、
「お客様を守るための仕組み」でもあるのです。
不動産を購入・賃貸する前に必ず行われるのが、**「重要事項説明」**です。
これは、宅地建物取引士が買主・借主に対して、
物件や契約に関する重要な情報を説明するものです。
たとえば、次のような項目があります。
登記簿上の権利関係(所有者・抵当権の有無など)
建物の構造・面積・用途地域
私道負担・法令上の制限
管理費・修繕積立金(マンションの場合)
瑕疵担保責任・引渡し条件
お客様にとっては専門用語が多く難しく感じられますが、
「知らないうちに損をする」「後からトラブルになる」ことを防ぐための大切な工程です。
💡 重要事項説明は、“契約前の最後の安心確認”。
ここで納得して初めて、安全な契約が成立します。
不動産取引では、トラブルが起きると金額が大きくなりがちです。
しかし、宅建業法によって次のような安心が確保されています。
不当な勧誘・虚偽説明の禁止
手付金や預り金の保全措置
クーリングオフ制度(一定条件下で契約解除可能)
宅建業者の監督・免許取消し制度
これらの仕組みにより、
お客様は安心して物件を購入・契約できるようになっています。
不動産取引は、専門知識と法律の理解が欠かせない分野です。
しかしその法律は、「買う人・売る人を守るため」に存在します。
🔹 宅建業法と重要事項説明は、安心のためのルール。
安全で信頼できる取引を実現するために、不動産業界全体で支え合っています。
次回もお楽しみに!
沖縄県宜野湾市を拠点に不動産業を行っております。
お気軽に株式会社OneRevoへご相談ください。
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